講師紹介
講義名 | 保全-17 「鋼橋の診断と補修・補強の事例」 | ||
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所属団体 | ふくしまインフラ長寿命化研究会 | ||
所属企業 | 一般財団法人 ふくしま市町村支援機構土木技術部土木技術課 専門員 | ||
主な資格 | ・技術士(建設部門-鋼構造及びコンクリート(鋼構造)) ・RCCM(鋼構造及びコンクリート) ・コンクリート診断士 ・道路橋点検士 | ||
業務経歴 | ・橋梁メーカーにて、橋梁、水門、水管橋等の計画・設計、製作・施工管理に従事。 ・コンサルタント、及び支援機構にて、新設橋梁、橋梁補修等の計画、設計、照査、施工管理、橋梁定期点検、災害査定業務に従事。 | ||
講義の内容 |
橋梁点検後は、対策区分の判定を行い健全性を診断し、補修・補強設計を実施する。その際、①損傷事例の原因推定、診断方法、②損傷に対する補修・補強方法、③事例に通した補修・補強工法について理解することを、修得目標とする。補修・補強の基本は、変状の原因を究明し、原因を除去しないと再劣化や補強効果が得られないことである。 鋼橋の損傷事例として、①亀裂、②腐食、③遅れ破壊、④RC床版(疲労)、⑤トラス斜材腐食、⑥変形について取り上げる。また、鋼橋塗装で留意すべき有害物(PCB、鉛)含む塗替え塗装や近年の動向について紹介する。 |
受講者への メッセージ | 我々の大切な資産であるインフラを長く大事に保全し、安全で安心な社会への実現に向け、協力して行きましょう。 |
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