講師紹介
講義名 | 保全-10 「コンクリート構造物の診断ー2(健全度評価と補修・補強設計)」 | ||
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所属団体 | ふくしまインフラ長寿命化研究会 | ||
所属企業 | 株式会社新和調査設計 技術顧問 新和設計株式会社 理事技師長 日本大学工学部土木工学科客員研究員 | ||
主な資格 | 博士(工学) 土木学会特別上級技術者(鋼・コンクリート) 技術士(建設部門 鋼構造およびコンクリート)ほか | ||
業務経歴 | 新設橋梁の計画・設計・施工、既設橋梁の点検・診断・評価・設計・施工及び橋梁維持管理分野の研究・技術開発、国土交通省外郭団体におけるマニュアル作成など橋梁をキーワードとした分野に関わってきました。 | ||
講義の内容 |
本講義の習得内容は、コンクリート構造物の「①損傷評価・対策区分判定方法」「②健全度評価方法」「③損傷に対する補修・補強設計方法」です。 ① 損傷評価・対策区分判定方法については、道路橋定期点検要領(案)に記載される損傷の評価と対策区分の基本的考え方について解説します。 ② 健全度評価については、健全度と健全度の考え方及びその着眼点・留意点について、解説します。 ③ 損傷に対する補修・補強設計方法については、対策実施の必要性を判断するための基本的な考え方と対策工法を実施する際や対策工法選定時に必要となるライフサイクルコストの考え方について解説します。 以上の習得目標を達成するため、今までに経験した留意すべきポイント、業務執行時の留意点、安全上の注意点などを講義内容に織り込みながら、受講者へ伝えられるように努めたいと考えております。 |
受講者への メッセージ | 維持管理は、損傷に着眼するのではなく、損傷に至るまでのプロセスを理解しなければ、適切な維持管理ができません。様々な知識を身に着けてください。 |
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