講師紹介
講義名 | 保橋-6 「鋼橋の損傷」 | ||
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所属団体 | ふくしまインフラ長寿命化研究会 | ||
所属企業 | 一般財団法人 ふくしま市町村支援機構土木技術部土木技術課 専門員 | ||
主な資格 | ・技術士(建設部門-鋼構造及びコンクリート(鋼構造)) ・RCCM(鋼構造及びコンクリート) ・コンクリート診断士 ・道路橋点検士 | ||
業務経歴 | ・橋梁メーカーにて、橋梁、水門、水管橋等の計画・設計、製作・施工管理に従事。 ・コンサルタント、及び支援機構にて、新設橋梁、橋梁補修等の計画、設計、照査、施工管理、橋梁定期点検、災害査定業務に従事。 | ||
講義の内容 |
高齢化する橋梁が急増し、重大事故につながりかねない損傷の発生や、三大損傷(疲労、塩害、アルカリ骨材反応)も顕在化している。本講義では、鋼橋の劣化事例と点検の着目点と留意点について、理解することを修得目標とする。 鋼橋の代表的劣化損傷事例として、①防食機能の劣化②腐食③ゆるみ、脱落④破断⑤亀裂⑥床版の抜け落ちを取り上げる。 点検の着目点においては、遠望、近接目視による外観点検の要点や非破壊検査による、鋼材変状の検査方法を学ぶ。留意点として今後、点検が不十分の場合、鋼部材の破断などにより重大事故につながる恐れもある。
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受講者への メッセージ | 我々の大切な資産であるインフラを長く大事に保全し、安全で安心な社会への実現に向け、協力して行きましょう。 |
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